経鼻内視鏡(胃カメラ)

患者様が楽な無痛胃内視鏡検査

内視鏡胃の内視鏡検査(胃カメラ検査)は、スコープ自体が極細になり、内視鏡システム全体や手法が著しく進化したことで、以前に比べて驚くほど楽な検査になっています。
そして、当院では、検査自体の苦痛をできるだけなくすだけでなく、スケジュール調整などの面からも楽に受けられる体制作りを行って、気軽に胃内視鏡検査を受けていただけるようにしています。
大病院で内視鏡検査を受ける場合、平日の午前中など限られた時間に長く待って診療を受け、改めて別の平日午前中に検査を受け、後日また平日の午前中に長く待って結果を聞くなど、スケジュールの調整に苦労される方が多いと思います。当院は、大学病院クラスの最新鋭内視鏡システムを導入し、消化器の専門医がホームドクターとして精度の高い検査を行っています。平日以外に、土曜日も16時まで検査を受けていただけますし、結果も検査後、画像をご覧いただきながらわかりやすく医師が説明を行っています。ただし、疑わしい病変があった場合、組織を採取して生検を行うので、こちらの結果がわかるのは約10日後になります。

当院の胃内視鏡検査が楽に受けられる5つの理由

  1. 胃内視鏡検査から、苦しさやつらさを大きく軽減させる手法
  2. 最新機器とシステムにより、短時間に、精緻な観察が可能
  3. 極細の経鼻内視鏡検査用スコープを導入
  4. ご希望により麻酔薬や鎮痛剤を使ってウトウトしている間の検査も可能
  5. 平日はもちろん、土曜日も検査可能

胃内視鏡検査は、日本人に多い胃がんを早期発見、治療可能

内視鏡日本で患者数が最も多いがんは、胃がんです。そしてがん死亡率でも未だに2位にとどまっています。胃がんは早期発見と適切な治療で完治可能ながんになっていますが、それでもまだ死亡率が高いのは、早期発見できる唯一の手段である胃内視鏡検査が普及していないからだとされています。
早期の胃がんは全く自覚症状がないため、胃内視鏡検査で見つけるしかありません。当院の院長は、長年消化器外科で多数の大手術を経験してきており、早期発見と治療の重要性を痛感してきています。早期の胃がんであれば、こうした大手術を受けることなく、生活にほとんど影響を与えずに治すことも可能です。かかりつけのクリニックで内視鏡検査を受けられれば、お忙しい方でも気軽に検査が受けられます。そこで、当院では、大学病院クラスの最新内視鏡システムを導入し、土曜日の検査も行うことで、患者様があらゆる意味で楽に受けられるようにしています。

胃がんリスクをチェックしましょう

胃がんリスクが高いのは、血縁者に胃がんの方がいる、健康診断で再検査を指摘されたなどが有名です。他にも、胃がんリスクの高い生活習慣などがあるので、一度チェックしてください。

胃がんリスク

  1. アルコールをかなり飲む。少量でも毎日飲む
  2. 辛いものなど、刺激の強い香辛料が好き
  3. タバコを吸う。今はやめているが、昔吸っていた
  4. ピロリ菌に感染している。家族に感染者がいる
  5. 胸やけ、胃もたれ
  6. ゲップがよく出る
  7. 胃が痛いことがある

当てはまるものがいくつかあるようでしたら、定期的な胃内視鏡検査をおすすめします。
また、胃がんリスクが高くなる40歳を過ぎたら、一度、胃内視鏡検査を受けてください。

ピロリ菌の感染も内視鏡検査時にチェック可能
胃炎や胃潰瘍の原因の一つであり、胃がんにも大きく関わっているとされているピロリ菌感染。当院の胃内視鏡検査では、ピロリ菌感染の有無もチェックできます。感染していた場合でも、除菌治療を受ければピロリ菌をなくすことができます。胃がんリスクを下げるために、そして次世代へのピロリ菌感染を防ぐために、感染チェックを受けましょう。

胃内視鏡検査の特徴と流れ

身体に優しく、気持ちにも負担にならない胃内視鏡検査

胃内視鏡検査は1度受けたら安心という検査ではなく、早期がんを発見するためには定期的に受けることが重要です。尻込みしたくなる検査では何度も受ける気にならないと思いますので、当院では定期的に受けることがストレスにならない、楽に受けられる検査を行っています。

さらに、ウトウトしている間に受けられる無痛検査も

当院に導入している内視鏡スコープは極細のもので、鼻から挿入できるため、オエッとする部分に触れずに検査を行えます。ただし、以前苦しい胃カメラ検査を受けてトラウマになっている場合などで、ご希望があれば鎮静剤を使用してウトウトしている間に検査を行うことも可能です。

胃内視鏡検査を実際に受ける際の流れ

1.ご来院

まずは最初にご来院していただき、診察と採血をしていただく必要があります。
そこで、胃内視鏡検査についてのご説明や、検査前の食事や薬などに関するご注意をお伝えしています。

当日、空きがある場合、予約なしで胃内視鏡検査を受けていただけることもあります。
ただし、朝食を食べていないことなどの条件があり、混雑している時にはできませんので、この場合もあらかじめ電話でお問い合わせください。

2.前夜から当日朝

検査前日の夕食は、夜21時までに軽いものをとります。その後は、お水やお茶など透明な飲料のみ摂取可能です。お薬を服用されている方は、ご予約時の指示に従って服用してください。中止を指示されているお薬を服用しないよう、ご注意ください。

検査当日朝

朝食を食べずにおいでください。水分摂取も少量にとどめてください。
お薬は、ご予約時に服用するよう指示されたものがあればそれをお飲みください。

ご来院

鎮静剤を使用しなかった患者様は検査後の運転も可能です。
鎮静剤を使用された患者様は検査後の運転は禁止ですので、自転車やお車を運転してのご来院は控えてください。
健康保険証と、お持ちの場合はお薬手帳をご持参の上、ご来院ください。
ご予約時間の少し前にいらしていただけるとスムーズです。

3.検査

検査準備

胃の中の泡を取り除くため、コップ半分の消泡剤を飲みます。
次に鼻の中に局所麻酔を行います。

検査を行いますが、時間は5分程度が目安となります。
検査中に疑わしい部分があったら、内視鏡で組織を採取して回収し、病理検査に提出します。

検査後

数分お休みいただきます。
鎮静剤を使う検査を受けた場合には、1時間程度、(リカバリールームで)お休みいただきます。

4.検査結果

検査の画像をご覧いただきながら、医師が検査結果を詳しくご説明します。気になることなどございましたら、なんでもご質問ください。

組織を採取した場合、病理検査の結果が出るのは約10日後になります。
検査のために前日や当日に休薬したお薬の再開について医師がご説明します。

飲食可能になるのは、検査後1時間経ってからです。水分を制限していましたので、脱水症状を避けるために、たっぷり水分補給をしてください。また、食事については、消化のよいものをおすすめします。

胃内視鏡検査の費用

目安の費用です。鎮静剤を使用する場合追加の費用となります。

1割負担 3割負担
初診(感染症採血含む) 700円前後 2,000円前後
胃内視鏡(胃カメラ)検査のみ 2,000円前後 6,000円前後
胃内視鏡検査+病理検査 3,000~4,000円前後 10,000円前後
胃内視鏡検査+ピロリ菌検査 2,500円前後 7,500円前後

 

tel:045-342-7747
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